夏休みが終わり、2学期も早やひと月が過ぎ去りました。9月という月は夏休み明けで何かと行事も多く子どもたちにとっては勉強に集中するのが難しい月であると私は感じています。しかし、クラブや体育祭、文化祭といったものも大きく捉えると学業という括りに入ります。大事なことは何かに集中できる自分がいるかどうかということです。ここ1、2か月のうちで私も何人かの生徒のクラブの試合や体育祭を見学させてもらいました。そのときに感じたことが、塾では見られない子供たちの生き生きとした姿です。このような姿を目の当たりにすることで私は大いに安心しましたし、この輝きを是非、勉強に活かしてほしい、そう強く思いました。「この輝きがあればきっと勉強でも力を発揮できる。」そうなるように子供たちを導いていくのが私の役割なのだと。
生徒たちの学習を日頃観察していると気付くことがあります。それは、学習しているときに子供たちから垣間見られる嬉しい感情です。解かった瞬間に見せる笑みややり切った後の安堵の表情といったものです。これらを着実に積み重ねていっている生徒は確実に成績が上がります。それは脳の学習回路が強化されていってるからなのです。簡単に言うと勉強が好きになるということです。
10月は中学校では中間テストがあります。それぞれに目標を決め、何をしなければならないのかを考え、それに向けて学習回路を思いっきり回していってもらいたい、このように感じています。また、そのときに全員の生徒に意識してもらいたいことというのがあります。それは、「ここまで!」といったような枠を決めないで欲しいということです。思いっきりやって今まで自分が作り出してしまっていた枠を外して今まで見えてなかった世界を是非、体感していただきたい、このように思うのです。
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